更新 : 2007 年 11 月
JScript ランタイム エラーは、JScript のスクリプトがシステムで処理できない動作を実行しようとした場合に発生します。JScript ランタイム エラーは、スクリプトの実行中に変数の式が評価され、メモリが動的に割り当てられるときに発生します。
エラーのトラップ
ランタイム エラーは、JScript プログラムでトラップして調べることができます。エラーを生成するコードを try ブロックで囲み、スローされたエラーは catch ブロックでキャッチできます。JScript がスローするエラーは Error オブジェクトです。JScript コードでは、throw ステートメントを使用して、Error オブジェクトを含む任意のデータ型のカスタム エラーを生成できます。キャッチされた Error オブジェクトの番号とメッセージをプログラムで表示して、エラーを識別できます。エラーがキャッチされない場合、スクリプトは終了します。
特定のエラー メッセージについて調べるには、次のような方法があります。
[JScript ランタイム エラー] ノードの目次で、エラー番号とメッセージを検索します。
[キーワード] の [検索する文字列] ボックスに、エラー番号を入力します。エラー番号は "JSxxxx" の形式で、xxxx は 4 桁のエラー コードです。
[検索] の [検索する文字列] ボックスに、エラー メッセージを入力します。エラー メッセージには、単一引用符で囲まれた語が含まれる場合があります。引用符で囲まれた語句はコード中の識別子を表し、エラー メッセージの一部ではありません。検索には、引用符で囲まれた語句は含めないでください。