次の方法で共有


JSON 形式 (ADO.NET Data Services フレームワーク)

JavaScript Object Notation (JSON) は、簡易データ交換形式です。これは、1999 年 12 月にリリースされた標準 ECMA-262 第 3 版の JavaScript プログラミング言語のサブセットです。JSON は、言語に依存しないテキスト形式ですが、C#、C++、JavaScript などの C 言語系のプログラマになじみのある規則を使用します。JSON に書式設定されたメッセージによって、JSON としてシリアル化されたデータから JavaScript オブジェクトを簡単に作成できるようになります。

ここでは、ADO.NET Data Services リソース間のマッピングと、RFC 4627 に定義された JSON 形式を使用したシリアル化の方法を定義します。JSON は 2 つの構造から構成されます。

  • JSON オブジェクト : 名前と値のペアのコレクション。各種の言語では、これはオブジェクト、レコード、構造体、ディクショナリ、ハッシュ テーブル、キー付きリスト、または連想配列に当たります。

  • JSON 配列 : 順序付けられた値リスト。ほとんどの言語では、これは配列、ベクトル、リスト、またはシーケンスに当たります。

JSON のシリアル化が EntityTypeAssociation などの ADO.NET リソース型に定義されていない場合、それは、指定されたリソース型が ADO.NET Data Services との対話の一環でシリアル化されたことがないためです。

参照

概念

JSON シリアル化ルール (ADO.NET Data Services フレームワーク)
遅延コンテンツ (JSON ADO.NET Data Services フレームワーク)
ADO.NET Data Service 仕様