ADO.NET Data Services フレームワークのサーバー側コンポーネントでは、リレーショナル データベース、xml ファイル、Web サービス、アプリケーション ロジックなどのデータ ソースでサポートされるデータ サービスを作成できます。
ADO.NET Data Services では、URI で識別されるリソースへの HTTP 要求を受け取り、HTTP 要求を逆シリアル化し、プラグ可能なデータ アクセス プロバイダに要求の表現を渡します。基になるデータ ソースでプロバイダによって要求が実行されます。
ADO.NET Data Services フレームワークでは、次のデータ ソースをベースにしてデータ サービスを作成できます。
SQL Server、Oracle、DB2、MySql などのリレーショナル データベースに保存されているデータのエンティティ リレーションシップ モデルやオブジェクト リレーショナル マッピングを配置するエンティティ フレームワーク ソース
更新のセマンティクスを含んでいる IQueryable の実装
ADO.NET Data Services では、ストレージ メカニズムに関係なく、Representational State Transfer (REST) プロトコルを使用して、データを転送します。
エンティティ データ モデル (EDM) に基づいた ADO.NET Data Services の実装の詳細については、「データ サービスのクイック スタート (ADO.NET Data Services フレームワーク)」を参照してください。IQueryable の実装によって配置されるデータについては、「データ モデル (ADO.NET Data Services フレームワーク)」および「Data Service (ADO.NET Data Services)」を参照してください。
参照
概念
REST サービスおよびセマンティクス (ADO.NET Data Services フレームワーク)
データ モデル (ADO.NET Data Services フレームワーク)
その他のリソース
Data Service (ADO.NET Data Services)
エンティティ データ モデル
Representational State Transfer (REST)