更新 : 2007 年 11 月
Visual Studio 2008 では、ClickOnce アプリケーションを 1 つまたは複数のファイル名拡張子に関連付けることができるため、ユーザーがファイルを開くと、その種類に対応するアプリケーションが自動的に開始します。ClickOnce アプリケーションへのファイル名拡張子サポートの追加は簡単です。
ClickOnce アプリケーションのファイルの関連付けを作成するには
ClickOnce アプリケーションを通常の方法で作成するか、既存の ClickOnce アプリケーションを使用します。
アプリケーション マニフェストをメモ帳などのテキスト エディタや XML エディタで開きます。
assembly 要素を検索します。詳細については、「ClickOnce アプリケーション マニフェスト」を参照してください。
assembly 要素の子として fileAssociation 要素を追加します。fileAssociation 要素には 4 つの属性があります。
extension : アプリケーションに関連付けるファイル名拡張子。
description : Windows シェルに表示される、ファイルの種類に関する説明。
progid : レジストリ内でマークするためにファイルの種類を一意に識別する文字列値。
defaultIcon : このファイルの種類に使用するアイコン。アイコンは、アプリケーション マニフェストにファイル リソースとして追加する必要があります。詳細については、「方法 : ClickOnce アプリケーションにデータ ファイルを含める」を参照してください。
file 要素および fileAssociation 要素の例については、「<fileAssociation> 要素 (ClickOnce アプリケーション)」を参照してください。
アプリケーションに複数のファイルの種類を関連付けるには、さらに fileAssociation 要素を追加します。progid 属性は、それぞれ異なることに注意してください。
アプリケーション マニフェストの作業が終了したら、マニフェストに再び署名します。この操作は、Mage.exe を使用してコマンド ラインから実行できます。
mage -Sign WindowsFormsApp1.exe.manifest -CertFile mycert.pfx
詳細については、「マニフェストの生成および編集ツール (Mage.exe)」を参照してください。