次の方法で共有


方法 : Microsoft Excel ファイルを Team Foundation Server に再接続する

更新 : 2007 年 11 月

URL が変化するような変更を Team Foundation Server に対して行うと、Microsoft Excel ファイルと Team Foundation Server の間の関連付けが失われます。たとえば、Team Foundation Server の名前やポート番号を変更すると、その Team Foundation Server と関連付けられていた Microsoft Excel ファイルは、関連付けが解除された状態になります。これは、Microsoft Excel 用の Team Foundation アドインが、ファイルを保存するときにサーバーの URL を格納するためです。URL が少しでも変化すると、ファイルはサーバーに接続できなくなります。これを修復するには、ファイルを作成しなおす以外に方法はありません。

作業項目リストの再作成

Microsoft Excel ファイルを作成しなおし、正しい Team Foundation Server に接続する手順を次に示します。この手順は、サーバーから切断された作業項目リストが 1 つだけの簡単な場合です。さらに複雑なファイルを再作成する場合は、この手順をサンプルとして使用できます。たとえば、複数の作業項目リストがある場合は、この手順に従って個々の作業項目リストを再作成できます。

ID の一覧である作業項目リストを再作成するには

  1. Microsoft Excel で新しいスプレッドシートを作成します。

  2. 空の作業項目リストを作成します。

    1. 作業項目リストを再作成するセルをクリックします。

      このセルが、作業項目リストの左上隅になります。

    2. [チーム] タブの [作業項目] グループで、[新しいリスト] をクリックします。

      Bb763115.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

      Microsoft Office Excel 2003 では、[チーム] メニューを使用します。

    3. 正しい Team Foundation Server とチーム プロジェクトに接続します。

      詳細については、「方法 : Microsoft Excel や Microsoft Project から Team Foundation に接続する」を参照してください。

    4. [新しいリスト] ダイアログ ボックスで、[入力リスト] オプションを選択し、[OK] をクリックします。

  3. Team Foundation Server との関連付けが失われた古いスプレッドシートを開きます。

  4. [ID] 列の値のコンマ区切りリストを作成します。

    1. 作業項目リストの右側にある 2 番目の空白列の先頭行のセルを選択します。

      Bb763115.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

      選択したセルと作業項目リストの間に空の列があることを確認します。セルがリストの隣にあると、セルは自動的にリストの一部になります。その場合は、以下の手順が正しく行われなくなります。

    2. 同じ行にある ID 値と等しい値をセルに設定する式を入力します。

      たとえば、セルが E3 で ID が A3 の場合は、式 =A3 をセル E3 に入力します。

    3. すぐ下のセルで、上のセルの内容にコンマを付加し、さらにその行の ID 列の値を付加した結果を設定する式を入力します。

      たとえば、現在のセルが E4 で ID が A4 の場合は、式 =E3&h,h&A4 をセル E4 に入力します。

    4. 入力した最後の式から作業項目リストの下端までのセルの範囲を選択します。

    5. [ホーム] タブの [編集] グループで、[繰り返し] をクリックし、次に [下] をクリックします。

      式がリストの下方に繰り返され、範囲の下端のセルに、ID 番号の完全なコンマ区切りリストが作成されます。

      Bb763115.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

      Microsoft Office Excel 2003 では、[編集] メニューを使用します。

  5. Ctrl キーを押しながら C キーを押して、ID 番号の完全なリストを含むセルをクリップボードにコピーします。

  6. 新しい作業項目リストで、[チーム] タブの [作業項目] グループの [作業項目の取得] をクリックします。

    Bb763115.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    Microsoft Office Excel 2003 では、[チーム] メニューを使用します。

  7. [作業項目の取得] ダイアログ ボックスで、[ID] オプションを選択します。

  8. Ctrl キーを押しながら V キーを押して、コンマ区切りの番号をクリップボードから貼り付けます。

  9. [検索] ボタンをクリックし、すべての作業項目を取得して、[OK] をクリックします。

    システムが作業項目を取得し、作業項目リストに表示します。

  10. 新しい作業項目リストに含める列を選択します。

    詳細については、「方法 : 作業項目リストの列を追加または削除する」を参照してください。

リストに 100 件を超える作業項目がある場合は、100 件より多くをコピーしないでください。このようなタスクは、100 件以下の作業項目に分割してください。

クエリから作成された作業項目リストの場合は、新しいシートでクエリを再び開きます。

クエリの一覧である作業項目リストを再作成するには

  1. Microsoft Excel で新しいスプレッドシートを作成します。

  2. 作業項目リストを再作成するセルをクリックします。

    このセルが、作業項目リストの左上隅になります。

  3. [チーム] タブの [作業項目] グループで、[新しいリスト] をクリックします。

    Bb763115.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    Microsoft Office Excel 2003 では、[チーム] メニューを使用します。

  4. 正しい Team Foundation Server とチーム プロジェクトに接続します。

    詳細については、「方法 : Microsoft Excel や Microsoft Project から Team Foundation に接続する」を参照してください。

  5. [新しいリスト] ダイアログ ボックスで、[クエリ リスト] オプションを選択します。

  6. [クエリの選択] ボックスの一覧で正しいチーム クエリをクリックし、[OK] をクリックします。

参照

処理手順

方法 : Microsoft Project ファイルを Team Foundation Server に再接続する

その他の技術情報

Team Foundation のプロジェクト リーダー