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ContextItem クラス

更新 : 2007 年 11 月

デザイナでの単一の状態を表します。

名前空間 :  Microsoft.Windows.Design
アセンブリ :  Microsoft.Windows.Design (Microsoft.Windows.Design.dll 内)

構文

'宣言
Public MustInherit Class ContextItem
'使用
Dim instance As ContextItem
public abstract class ContextItem
public ref class ContextItem abstract
public abstract class ContextItem

解説

コンテキスト項目とは、状態を格納する変更不可能なオブジェクトです。一部のコンテキスト項目は、それが格納する状態への操作を実行できるメソッドも定義します。ContextItem は、あらゆるコンテキスト項目の派生元の基本クラスです。

コンテキスト項目は、編集コンテキストを出入りすることが可能です。コンテキスト項目は一時的なものですが、常に値を持ちます。特定のコンテキスト項目がコンテキスト内に存在しなくても、既定値が常に付与されます。したがって、コンテキストが nullnull 参照 (Visual Basic では Nothing) を返すことはありません。

サービスとは異なり、コンテキスト項目の値はいつでも変更できます。したがって、コンテキスト項目はキャッシュしないでください。コンテキストを使用するコードは、特定の型のコンテキスト項目が変更されたときに生成される SubscribeContextCallback<ContextItemType> をサブスクライブできます。

ContextItem の派生型は空のコンストラクタを定義する必要があります。コンテキスト項目の空のコンストラクタ バージョンは、既定値を表します。ContextItemManager に要求された型のコンテキスト項目が格納されていない場合、既定値は GetValue から返される値になります。

継承階層

System.Object
  Microsoft.Windows.Design.ContextItem
    Microsoft.Windows.Design.AssemblyReferences
    Microsoft.Windows.Design.Interaction.CurrentDesignerView
    Microsoft.Windows.Design.Interaction.FocusedTask
    Microsoft.Windows.Design.Interaction.Selection
    Microsoft.Windows.Design.Interaction.Tool

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

参照

ContextItem メンバ

Microsoft.Windows.Design 名前空間

ContextItemManager

SubscribeContextCallback<ContextItemType>

ServiceManager

FeatureManager

その他の技術情報

コンテキスト アーキテクチャの編集

WPF デザイナの機能拡張について