SET 式は、重複する要素をすべて除外した新しいコレクションを生成することによって、オブジェクトのコレクションを 1 つの集合に変換します。
SET ( expression )
引数
- expression
コレクションを返す任意の有効なクエリ式。
解説
集合式 SET(c)
は、論理上、次の select ステートメントと等価です。
SELECT VALUE DISTINCT c FROM c
SET は、Entity SQL の集合演算子の 1 つです。Entity SQL のすべての集合演算子は左から右に評価されます。Entity SQL の集合演算子の優先順位に関する情報については、「EXCEPT (Entity SQL)」を参照してください。
例
次の Entity SQL クエリでは、SET 式を使用して、オブジェクトのコレクションを 1 つの集合に変換します。このクエリは、AdventureWorks Sales Model に基づいています。このクエリをコンパイルして実行するには、次の手順を実行します。
「PrimitiveType 結果を返すクエリの実行方法 (EntityClient)」の手順に従います。
次のクエリを引数として
ExecutePrimitiveTypeQuery
メソッドに渡します。
SET(SELECT VALUE P.Name FROM AdventureWorksEntities.Product AS P)
出力を次に示します。
Value: Adjustable Race
Value: All-Purpose Bike Stand
Value: AWC Logo Cap
Value: BB Ball Bearing
Value: Bearing Ball
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