EntitySet 要素 (EntityContainer SSDL)

ストア スキーマ定義言語 (SSDL) の EntitySet 要素は、エンティティ データ モデル (EDM) に基づいて構築されたアプリケーションのデータを格納するデータベース テーブルを指定します。

オブジェクト モデルには、そのモデルに基づいて構築されたアプリケーションのデータを格納するために、プログラミング可能なクラスとストレージ構造の両方が必要です。マッピング スキーマ言語 (MSL) の EntitySetMapping は、概念スキーマ定義言語 (CSDL) で定義された EntitySet を、ストレージ構造が記述された SSDL の EntitySet に関連付けます。

次の SSDL 構文では、AdventureWorksHRTargetEntityContainer の一部である Department という名前の EntitySet を宣言しています。EntityType は、EntityContainer と EntitySet の後に宣言します。

  <EntityContainer Name="HumanResources">
    <EntitySet Name="Department"
           EntityType="AdventureWorksHRTarget.Department" />
    <!-- Other EntitySet and AssociationSet tags omitted. -->

  </EntityContainer>


  <EntityType Name="Department" >
    <Key>
        <PropertyReference Name="DepartmentID">
    </Key>
    <Property Name="DepartmentID" Type="smallint" Nullable="false"
                                    StoreGeneratedPattern="Identity" />
    <Property Name="Name" Type="nvarchar" Nullable="false"
                                                 MaxLength="50" />
    <Property Name="GroupName" Type="nvarchar" Nullable="false"
                                               MaxLength="50" />
    <Property Name="ModifiedDate" Type="datetime" Nullable="false" />
  </EntityType>

SSDL の EntitySet 要素の 2 つの属性である Table と Schema は、通常、既定値に設定されたままです。ユーザーは、EntitySet の名前である Table 属性の既定値、または EntityContainer の名前である Schema 属性の既定値を上書きできます。

参照

概念

EntitySet 要素 (EntityContainer CSDL)
EntitySetMapping 要素 (MSL)
AdventureWorks Complete Model (EDM)