MailEnvelope2.Available プロパティ

2010-04-27

フォームで実行されるコードで MailEnvelope2 オブジェクトの他のプロパティが利用可能かどうかを取得します。

このプロパティは、CLS に準拠していません。

名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust (microsoft.office.interop.infopath.semitrust.dll 内)

構文

'宣言
<DispIdAttribute(8)> _
ReadOnly Property Available As Boolean
'使用
Dim instance As MailEnvelope2
Dim value As Boolean

value = instance.Available

[DispIdAttribute(8)] 
bool Available { get; }

プロパティ値

フォームで実行されるコードで MailEnvelope2 の他のプロパティが利用可能な場合は true、それ以外の場合は false。

Available プロパティは、フォームが Microsoft Office Outlook 2007 で開かれているかどうかをテストするために使用します。電子メールの添付ファイルとして送信されたフォームを受信したユーザーが Microsoft Office Outlook 2007 を実行している場合、フォームは Outlook で開かれます。この場合、フォームとフォームが添付される電子メールメッセージは既に Outlook で開かれているため、現在開かれている InfoPath フォームを添付して送信する電子メールメッセージをプログラムで作成するのは適切ではなく、Available プロパティは false を返します。フォームが InfoPath で開かれた場合、Available プロパティは true を返すので、フォームのコードは MailEnvelope2 オブジェクトのプロパティを使用できます。

Available プロパティは、Microsoft Office InfoPath 2007 の新しい機能なので、このメソッドにアクセスするには、プロパティを宣言して、MailEnvelope2 型にキャストする必要があります。詳細については、「[方法] InfoPath 2003 と互換性のない Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust のメンバを使用する方法」を参照してください。

このメンバは制限なしでアクセスできます。

例

次の例では、MailEnvelopeObject オブジェクトへの参照を設定し、Available プロパティを使用してフォームが Microsoft Office Outlook 2007 で開かれているかどうかを判断し、開かれている場合は、封筒のプロパティを設定して、電子メールメッセージの封筒を表示します。

// Set a reference to the MailEnvelope2 object.
MailEnvelope2 myEnv = 
   (MailEnvelope2)thisApplication.ActiveWindow.MailEnvelope;
if (myEnv.Available)
{
   // Specify addresses and subject.
   myEnv.To = "someone@example.com";
   myEnv.CC = "someone@example.com";
   myEnv.BCC = "someone@example.com";
   myEnv.Subject = "Open this form";

   // Display form with e-mail envelope.
   myEnv.Visible = true;
}
else
{
   // The form is open in Outlook 2007, and code will not run.
   thisXDocument.UI.Alert("This form is open in Outlook 2007.");
}

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MailEnvelope2.Available プロパティ

構文

プロパティ値

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例

関連項目

参照

その他のリソース