Microsoft Office InfoPath 2007 のカスタム作業ウィンドウの HTML ウィンドウ オブジェクトへの参照を取得します。
このプロパティは、CLS に準拠していません。
名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust (microsoft.office.interop.infopath.semitrust.dll 内)
構文
'宣言
<DispIdAttribute(5)> _
ReadOnly Property HTMLWindow As IHTMLWindow2
'使用
Dim instance As HTMLTaskPane
Dim value As IHTMLWindow2
value = instance.HTMLWindow
[DispIdAttribute(5)]
IHTMLWindow2 HTMLWindow { get; }
コメント
HTMLTaskPaneObject オブジェクトの HTMLWindow プロパティは、作業ウィンドウの種類が 0、つまりカスタム作業ウィンドウのときに、TaskPaneObject オブジェクトによって継承されるプロパティの 1 つです。
HTMLWindow プロパティを使用すると、プライマリ フォーム コードから、作業ウィンドウの HTML コード内のスクリプト関数を呼び出すことができます。また、HTML ドキュメント オブジェクトの任意のプロパティとメソッドを使用して、作業ウィンドウの HTML コードを直接操作することもできます。
![]() |
---|
HTMLWindow プロパティは、機能的には HTMLDocument プロパティと同じですが、完全に信頼されたフォームを使用する場合にのみ使用できます。完全に信頼されたフォームでない場合は、HTMLDocument プロパティを使用できます。 |
![]() |
---|
このメンバは、[フォームのオプション] ダイアログ ボックスの [セキュリティと信頼] カテゴリを使用して完全信頼で実行するように構成されているフォーム テンプレートから開かれたフォームだけがアクセスできます。このメンバは、直接呼出し元に対する完全な信頼が必要であり、部分的に信頼されたコードで使用することはできません。詳細については、MSDN の「部分的に信頼されたコードからライブラリを使用する」を参照してください。 |
例
次の例では、HTMLTaskPaneObject オブジェクトの HTMLWindow プロパティを使用して、完全に信頼されたフォームのカスタム作業ウィンドウの HTML ウィンドウ オブジェクトへの参照を設定します。次に、このコードは、カスタム作業ウィンドウの HTML コードで定義されている TaskPaneSwitchView カスタム関数を呼び出します。
HTMLTaskPane custom = (HTMLTaskPane) thisXDocument.View.Window.TaskPanes[0];
mshtml.IHTMLWindow2 window = custom.HTMLWindow;
// call into script through CLR late binding mechanism
window.GetType().InvokeMember(
"TaskPaneSwitchView", // late bound method
System.Reflection.BindingFlags.InvokeMethod | // binding flags
System.Reflection.BindingFlags.DeclaredOnly |
System.Reflection.BindingFlags.Public |
System.Reflection.BindingFlags.Instance,
null, // binder object
window, // target object
null);
関連項目
参照
HTMLTaskPane インターフェイス
HTMLTaskPane のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust 名前空間