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DataDOMEvent.IsUndoRedo プロパティ

元に戻す操作またはやり直し操作の間にデータの入力規則イベントが発生するかどうかを示す値を取得します。

このプロパティは、CLS に準拠していません。  

名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust (microsoft.office.interop.infopath.semitrust.dll 内)

構文

'宣言
<DispIdAttribute(5)> _
ReadOnly Property IsUndoRedo As Boolean
'使用
Dim instance As DataDOMEvent
Dim value As Boolean

value = instance.IsUndoRedo
[DispIdAttribute(5)] 
bool IsUndoRedo { get; }

コメント

元に戻す操作またはやり直す操作を実行すると、フォームの基になる XML ドキュメントが読み取り専用状態になり、変更できなくなります。このような状態は、OnAfterChange イベントの間に発生する場合があります。発生した場合は、IsUndoRedo プロパティを使用して、含まれるデータ検証ロジックを省略します。

メモ重要 :

このメンバは、現在開いているフォームと同じドメイン内で実行されているフォーム、またはドメインを越えたアクセス許可を付与されているフォームだけがアクセスできます。

次の例では、IsUndoRedo プロパティを使用して、元に戻す操作またはやり直す操作の間にイベントが発生しているかどうかを判別します。発生している場合は、return ステートメントを使用してイベント ハンドラを終了します。それ以外の場合は、カスタム関数 Calculate を呼び出します。

[InfoPathEventHandler(MatchPath="/my:myFields/my:field1", EventType=InfoPathEventType.OnAfterChange)]
public void field1_OnAfterChange(DataDOMEvent e)
{
 if (e.IsUndoRedo)
 {
  // An undo or redo operation has occurred and the DOM is read-only.
  return;
 }
 Calculate();
}

関連項目

参照

DataDOMEvent インターフェイス
DataDOMEvent のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust 名前空間