User2.UserName プロパティ

ユーザーのユーザー名のみを取得します。

このプロパティは、CLS に準拠していません。  

名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust (microsoft.office.interop.infopath.semitrust.dll 内)

構文

'宣言
<DispIdAttribute(4)> _
ReadOnly Property UserName As String
'使用
Dim instance As User2
Dim value As String

value = instance.UserName

[DispIdAttribute(4)] 
string UserName { get; }

プロパティ値

ユーザーのユーザー名。

コメント

UserName プロパティを呼び出すことは、System.Environment.UserName を呼び出すことと同じです。

メモ :
ローカル イントラネット ゾーンのアクセス許可では、環境からユーザー名を読み取ることができます。そのため、ドメインベースのフォーム テンプレートからこのメソッドを呼び出すことができます。

UserName プロパティは、Microsoft Office InfoPath 2007 の新しい機能なので、アクセスするには、宣言して User2 型にキャストする必要があります。詳細については、「[方法] InfoPath 2003 と互換性のない Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust のメンバを使用する方法」を参照してください。

このメンバは、現在開いているフォームと同じドメイン内で実行されているフォーム、またはドメインを越えたアクセス許可を付与されているフォームだけがアクセスできます。

例

次の例では、UserName プロパティを使用して、現在のユーザーのログイン資格情報を表示しています。

User2 thisUser = (User2)thisApplication.User;
thisXDocument.UI.Alert(thisUser.UserName);

Dim thisUser As User2  = DirectCast(thisApplication.User, User2)
thisXDocument.UI.Alert(thisUser.UserName)

関連項目

参照

User2 インターフェイス
User2 のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust 名前空間