ホストされた InfoPath のインスタンスで実行しているコードでホスト アプリケーションのオブジェクト モデルにアクセスするために使用できる System.Object を取得します。
このプロパティは、CLS に準拠していません。
名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust (microsoft.office.interop.infopath.semitrust.dll 内)
構文
'宣言
<DispIdAttribute(51)> _
ReadOnly Property Host As Object
'使用
Dim instance As _XDocument3
Dim value As Object
value = instance.Host
[DispIdAttribute(51)]
Object Host { get; }
プロパティ値
ホスト アプリケーションに定義されている、そのアプリケーションのオブジェクト モデルにアクセスするためのメソッドを表す System.Object。
コメント
このプロパティは、InfoPath が別のアプリケーションでコントロールとしてホストされていて、InfoPath で実行しているコードからホスト アプリケーションのオブジェクト モデルにアクセスする必要があるシナリオでのみ使用されます。既定では、このプロパティの値は null に設定されます。
別のアプリケーションでの InfoPath のホストの概要については、「InfoPath 開発者向けの新機能」の「コントロールとしてホストされる InfoPath エディタ」を参照してください。別のアプリケーションでコントロールとして InfoPath をホストする方法の詳細については、MSDN の「InfoPath 開発者ポータル」にある「カスタム Web フォームで InfoPath 2007 フォーム編集環境をホストする」という記事を参照してください。
Host プロパティは、Microsoft Office InfoPath 2007 の新しい機能なので、このプロパティにアクセスするには、宣言して _XDocument3 型にキャストする必要があります。詳細については、「[方法] InfoPath 2003 と互換性のない Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust のメンバを使用する方法」を参照してください。
このメンバは、現在開いているフォームと同じドメイン内で実行されているフォーム、またはドメインを越えたアクセス許可を付与されているフォームだけがアクセスできます。
関連項目
参照
_XDocument3 インターフェイス
_XDocument3 のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust 名前空間