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方法 : 宣言的属性を使用してユーザー コントロールの複数のバージョンをキャッシュする

更新 : 2007 年 11 月

1 つのユーザー コントロールの複数のバージョンをキャッシュするには、そのコントロールを .aspx ファイルで複数回宣言します。キャッシュされないユーザー コントロールの場合と同様に、アプリケーションで必要な数だけ ASP.NET ページにキャッシュされたユーザー コントロールを含めることができます。ユーザー コントロールの Shared プロパティを true に設定していない場合、コントロール出力の複数のバージョンがキャッシュに格納されます。

宣言属性を使用してユーザー コントロールの複数のバージョンをキャッシュするには

  1. .ascx ファイルで @ OutputCache ディレクティブを使用するか、または分離コード クラスの PartialCachingAttribute を使用して、ユーザー コントロールの出力キャッシュ設定を指定します。

    次の @ OutputCache 宣言では、コントロールは 120 秒キャッシュされます。

    <%@ OutputCache Duration="120" VaryByParam="None" %>
    
  2. ページにユーザー コントロールの複数のバージョンを要素での属性としてクラスで宣言したプロパティと共に組み込みます。プロパティ値は、必ずページ上で一意になるようにします。

    .ascx ファイルに有効な存続期間と @ OutputCache ディレクティブを含めるか、または分離コードのクラスに PartialCachingAttribute を設定するだけで、ユーザー コントロールのさまざまなキャッシュ出力を使用できます。

参照

処理手順

方法 : パラメータに基づいたユーザー コントロールの複数バージョンをキャッシュする

概念

ASP.NET のキャッシュの概要

ASP.NET ページのキャッシュ

ページの複数バージョンのキャッシュ

ユーザー コントロール出力の複数バージョンのキャッシュ