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方法 : XML ファイルにクラス データを書き込む

更新 : 2007 年 11 月

XmlSerializer クラスの Serialize メソッドを使って、オブジェクトに格納されているデータを IntroToVCS.xml という名前のサンプル ファイルに書き込む例を次に示します。

使用例

public class Book
{
    public string title;

    static void Main()
    {
        Book introToVCS = new Book();
        introToVCS.title = "Intro to Visual CSharp";
        System.Xml.Serialization.XmlSerializer writer = 
            new System.Xml.Serialization.XmlSerializer(
            introToVCS.GetType());
        System.IO.StreamWriter file =
            new System.IO.StreamWriter("c:\\IntroToVCS.xml");

        writer.Serialize(file, introToVCS);
        file.Close();
    }
}

コードのコンパイル方法

このコード例では、コマンド ラインで直接コンパイルできます。または、Visual Studio IDE を使用して、コンソール アプリケーションにコードを貼り付けることもできます。

堅牢性の高いプログラム

次の条件を満たす場合は、例外が発生する可能性があります。

  • ファイルは存在するが、読み取り専用である。

  • パス名が長すぎる。

  • ディスクがいっぱいになっている。

セキュリティ

次のコード例では、ファイルが存在しない場合は新規にファイルを作成します。ファイルが既に存在する場合は、アプリケーションによって上書きされます。

参照

概念

ユーザー インターフェイスのデザイン (Visual C#)

その他の技術情報

データのアクセスと表示

Visual C# ガイド ツアー