更新 : 2007 年 11 月
/SUBSYSTEM:{CONSOLE|EFI_APPLICATION|EFI_BOOT_SERVICE_DRIVER|
EFI_ROM|EFI_RUNTIME_DRIVER|NATIVE|POSIX|WINDOWS|WINDOWSCE}[,left[,right]]
解説
このオプションは、イメージを編集して、実行のためにオペレーティング システムから呼び出すサブシステムを指定します。
以下のいずれかのサブシステムを指定できます。
CONSOLE サブシステム。オペレーティング システムのコンソールを使用する Win32 キャラクタ モード アプリケーションを扱う場合。
拡張可能なファームウェア インターフェイス (EFI: Extensible Firmware Interface)。EFI_* サブシステムです。詳細については、EFI の仕様を参照してください。たとえば、Intel の Web サイトなどを参照してください。
WINDOWS サブシステム。コンソールを必要とせず、必要に応じて独自のウィンドウを作成するアプリケーションを扱う場合。
NATIVE サブシステム。Windows NT デバイス ドライバを扱う場合。
WINDOWSCE サブシステム。Windows CE コンシューマ エレクトロニクス アプリケーションを扱う場合。
POSIX サブシステム。Windows NT において POSIX アプリケーションを扱う場合。
left および right 値 (省略可能) で、指定したサブシステムの必要最低バージョンを指定します。
バージョン番号の整数部 (小数点の左側) は、left で指定します。
バージョン番号の小数部 (小数点の右側) は、right で指定します。
left と right で指定できる値は、0 ~ 65,535 の範囲です。
既定では、CONSOLE、WINDOWS、および NATIVE が Version 4.00 で、POSIX が Version 19.90 です。
選択したサブシステムに応じて、プログラムの既定の開始アドレスも変わります。詳細については、リンカのエントリ ポイント シンボル (/ENTRY:function) オプションを参照してください。
詳細については、/SUBSYSTEM リンカ オプションに関するトピックを参照してください。