更新 : 2007 年 11 月
スキーマ行セットに対して制限の妥当性をチェックします。
HRESULT CheckRestrictions(
REFGUID rguidSchema,
ULONG cRestrictions,
const VARIANT rgRestrictions[]
);
パラメータ
rguidSchema
[入力] 要求するスキーマ行セット GUID (DBSCHEMA_TABLES など) への参照。cRestrictions
[入力] コンシューマがスキーマ行セットに渡した制限の数。rgRestrictions
[入力] 設定する長さ cRestrictions の制限値の配列。詳細については、「SetRestrictions」で rgRestrictions パラメータの説明を参照してください。
解説
CheckRestrictions を使用して、スキーマ行セットに対して制限の妥当性をチェックします。CheckRestrictions は、既定で DBSCHEMA_TABLES、DBSCHEMA_COLUMNS、および DBSCHEMA_PROVIDER_TYPES の各スキーマ行セットの制限をチェックします。この関数を呼び出して、コンシューマの IDBSchemaRowset::GetRowset 呼び出しが正しいかどうかを判断します。上記以外のスキーマ行セットをサポートする場合は、このタスクを実行する独自の関数を作成する必要があります。
CheckRestrictions は、コンシューマが、プロバイダによってサポートされている正しい制限および制限の種類 (文字列の場合は VT_BSTR など) を持つ GetRowset を呼び出しているかどうかを判断します。また、正しい制限数がサポートされているかどうかも判断します。CheckRestrictions は、既定で SetRestrictions 呼び出しを通じて、任意の行セットについてプロバイダがサポートしている制限の種類を確認します。次に、コンシューマが呼び出した制限とプロバイダがサポートしている制限を比較することにより、処理が成功または失敗します。
スキーマ行セットの詳細については、Windows SDK の『OLE DB Programmer's Reference』の「IDBSchemaRowset」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : atldb.h