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CDataSource::OpenWithServiceComponents

更新 : 2007 年 11 月

oledb32.dll 内のサービス コンポーネントを使ってデータ ソース オブジェクトを開きます。

HRESULT OpenWithServiceComponents (
   const CLSID clsid,
   DBPROPSET* pPropset = NULL,
   ULONG ulPropSets = 1 
);
HRESULT OpenWithServiceComponents (
   LPCSTR szProgID,
   DBPROPSET* pPropset = NULL,
   ULONG ulPropSets = 1 
);

パラメータ

  • clsid
    [入力] データ プロバイダの CLSID

  • szProgID
    [入力] データ プロバイダのプログラム ID。

  • pPropset
    [入力] 設定するプロパティと値を格納した DBPROPSET 構造体の配列へのポインタ。Windows SDK の『OLE DB Programmer's Reference』で「Property Sets and Property Groups」を参照してください。データ ソース オブジェクトが初期化されている場合、このパラメータで指定するプロパティはデータ ソース プロパティ グループに属している必要があります。指定した配列内に同じプロパティが複数個入っていた場合、どちらの値が使われるかはプロバイダによって決まります。ulPropSets に 0 を指定すると、このパラメータは無視されます。

  • ulPropSets
    [入力] 引数 pPropSet で渡される DBPROPSET 構造体の数。0 を指定すると、プロバイダは pPropset を無視します。

戻り値

標準の HRESULT を返します。

解説

このメソッドでは、oledb32.dll 内のサービス コンポーネントを使ってデータ ソース オブジェクトを開きます。この DLL には、リソース プール、自動トランザクション参加などのサービス コンポーネント機能の実装が含まれています。詳細については、『OLE DB Programmer's Reference』(https://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/oledb/htm/oledbole_db_services.asp?frame=true) の「OLE DB Services」を参照してください。

必要条件

ヘッダー : atldbcli.h

参照

参照

CDataSource クラス

その他の技術情報

CDataSource のメンバ