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JScript ADO プログラミング

ADO プロジェクトの作成

Microsoft JScript はタイプ ライブラリをサポートしていないため、プロジェクトで ADO を参照する必要はありません。 そのため、コマンド ライン補完などの関連する機能はサポートされません。 また、既定では、ADO 列挙定数は JScript では定義されません。

ただし、ADO には、JScript で使用する次の定義を含む 2 つのインクルード ファイルが用意されています。

  • サーバー側スクリプトの場合は、ADO ライブラリ フォルダーにインストールされている Adojavas.inc を使用します。

  • クライアント側スクリプトの場合は、ADO ライブラリ フォルダーにインストールされている Adcjavas.inc を使用します。

これらのファイルから定数定義をコピーして ASP ページに貼り付けるか、サーバー側スクリプトを実行している場合は、Adojavas.inc ファイルを Web サイト上のフォルダーにコピーし、ASP ページから次のように参照することができます。

<!--#include File="adojavas.inc"-->  

JScript での ADO オブジェクトの作成

代わりに、CreateObject 関数呼び出しを使用する必要があります。

var Rs1;  
Rs1 = Server.CreateObject("ADODB.Recordset");  

JScript の例

次のコードは、Recordset オブジェクトを開く Active Server Page (ASP) ファイルでの JScript サーバー側プログラミングの一般的な例です。

<%  @LANGUAGE="JScript" %>  
<!--#include File="adojavas.inc"-->  
<HTML>  
<BODY BGCOLOR="White" topmargin="10" leftmargin="10">  
<%  
var Source = "SELECT * FROM Authors";  
var Connect =  "Provider=sqloledb;Data Source=srv;" +  
    "Initial Catalog=Pubs;Integrated Security=SSPI;"  
var Rs1 = Server.CreateObject( "ADODB.Recordset.2.5" );  
Rs1.Open(Source,Connect,adOpenForwardOnly);  
Response.Write("Success!");  
%>  
</BODY>  
</HTML>