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テーブル内のデータの読み取り (チュートリアル)

テーブルのデータを読み取るには、SELECT ステートメントを使用します。 SELECT ステートメントは、最も重要な Transact-SQL ステートメントの 1 つであり、構文には多くのバリエーションがあります。 このチュートリアルでは、5 つの単純なバージョンを使用します。

テーブル内のデータを読み取るために

  1. 次のステートメントを入力して実行し、 Products テーブルのデータを読み取ります。

    -- The basic syntax for reading data from a single table  
    SELECT ProductID, ProductName, Price, ProductDescription  
        FROM dbo.Products  
    GO  
    
    
  2. アスタリスクを使用して、テーブル内のすべての列を選択できます。 これは、アドホック クエリでよく使用されます。 後で新しい列がテーブルに追加された場合でも、ステートメントが予測列を返すように、永続的なコードに列リストを指定する必要があります。

    -- Returns all columns in the table  
    -- Does not use the optional schema, dbo  
    SELECT * FROM Products  
    GO  
    
    
  3. 返したくない列は省略できます。 列は、一覧表示された順序で返されます。

    -- Returns only two of the columns from the table  
    SELECT ProductName, Price  
        FROM dbo.Products  
    GO  
    
    
  4. ユーザーに返される行を制限するには、 WHERE 句を使用します。

    -- Returns only two of the records in the table  
    SELECT ProductID, ProductName, Price, ProductDescription  
        FROM dbo.Products  
        WHERE ProductID < 60  
    GO  
    
    
  5. 列内の値は、列が返されたときに操作できます。 次の例では、 Price 列に対して数学的演算を実行します。 この方法で変更された列には、 AS キーワードを使用して指定しない限り、名前はありません。

    -- Returns ProductName and the Price including a 7% tax  
    -- Provides the name CustomerPays for the calculated column  
    SELECT ProductName, Price * 1.07 AS CustomerPays  
        FROM dbo.Products  
    GO  
    

SELECT ステートメントで役立つ関数

SELECT ステートメントでデータを操作するために使用できる関数の詳細については、次のトピックを参照してください。

文字列関数 (Transact-SQL) 日付と時刻のデータ型および関数 (Transact-SQL)
数学関数 (Transact-SQL) テキスト関数とイメージ関数 (Transact-SQL)

このレッスンの次の作業

概要: データベース オブジェクトの作成

こちらもご覧ください

SELECT (Transact-SQL)