マスター データ サービスでは、明示的階層のレベルが派生階層の最上位レベルとして使用される場合、これは明示的な上限を持つ派生階層と呼ばれます。
明示的階層は、派生階層の最上位にあるエンティティと同じエンティティに基づいている必要があります。
マスター データ マネージャーのユーザー インターフェイス (UI) では、明示的階層を派生階層の一番上にドラッグして、この種類の階層を作成します。
明示的な上限を持つ派生階層の例
この例では、明示的階層のメンバーは Subcategory エンティティのメンバーです。 派生階層では、最上位レベルのメンバーも Subcategory エンティティから取得されます。
派生階層の最上位にある明示的階層を使用すると、派生階層が不規則になります。
準則
明示的な上限を持つ派生階層には、複数の明示的階層を含めることはできません。
複数の派生階層の上限として、同じ明示的階層を使用できます。
明示的な上限を持つ派生階層に階層メンバーのアクセス許可を割り当てることはできません。 明示的階層または派生階層のいずれかに権限を個別に割り当てる場合、権限は両方の階層に影響します。
関連タスク
タスクの説明 | トピック |
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派生階層を作成します。 | 派生階層の作成 (マスター データ サービス) |
明示的階層を作成します。 | 明示的階層の作成 (マスター データ サービス) |
既存の派生階層を削除します。 | 派生階層の削除 (マスター データ サービス) |