優先順位制約は、2 つのタスク、2 つのコンテナー、1 つのタスクと 1 つのコンテナーなど、2 つの実行可能ファイルを連結します。 これらは優先順位付き実行可能ファイル、および制約付き実行可能ファイルと呼ばれています。 制約付き実行可能ファイルには、複数の優先順位制約を含めることができます。 詳細については、「 優先順位制約」を参照してください。
制約をグループ化して複雑な制約シナリオを組み立てると、複雑な制御フローをパッケージに実装できます。 たとえば、次の図では、タスク D は Success 制約によってタスク A にリンクされ、タスク D は Failure 制約によってタスク B にリンクされ、タスク D は Success 制約によってタスク C にリンクされています。 タスク D とタスク A の間、タスク D とタスク B の間、およびタスク D とタスク C の間の優先順位制約は、論理 AND リレーションシップになります。 したがって、タスク D を実行するには、タスク A の実行が成功し、タスク B が失敗し、タスク C の実行が成功する必要があります。
LogicalAnd プロパティ
タスクまたはコンテナーに複数の制約がある場合、 LogicalAnd プロパティは、優先順位制約を 1 つで評価するか、他の制約と一緒に評価するかを指定します。
LogicalAnd プロパティは、SSIS デザイナーまたは SQL Server Data Tools (SSDT) が提供する [プロパティ] ウィンドウで優先順位制約エディターを使用して設定できます。