このトピックでは、SQL Server 2014 で引き続き使用できる非推奨の機能について説明します。 これらの機能は SQL Serverの今後のリリースで削除される予定です。 非推奨の機能は、新しいアプリケーションでは使用しないでください。
SQL Server の次のバージョンではサポートされない機能
次の SQL Server データベース エンジンの機能は、次のバージョンの SQL Server ではサポートされません。 新しい開発作業ではこれらの機能を使用せず、現在これらの機能を使用しているアプリケーションをできるだけ早く変更してください。 [機能名] 列は、トレース イベントでは ObjectName として、パフォーマンス カウンターおよび sys.dm_os_performance_counters では instance_name として表示されます。 機能 ID は、ObjectId としてトレース イベントに表示されます。
カテゴリ | 非推奨の機能 | 代替 | 機能名 | 機能 ID |
---|---|---|---|---|
データプログラマビリティ | sys.soap_endpoints (Transact-SQL) | Windows Communications Foundation (WCF) または ASP.NET | ネイティブ XML Web サービス | 22 |
データ プログラビリティ | sys.endpoint_webmethods (Transact-SQL) | Windows Communications Foundation (WCF) または ASP.NET | ネイティブ XML Web サービス | 23 |
スリップストリーム機能
製品更新機能は、SQL Server 2008 PCU1 で使用できる Slipstream 機能の拡張機能として SQL Server 2012 で導入されました。 SQL Server 2014 では、SQL Server のスリップストリーミングに使用する製品更新機能が推奨される方法です。 そのため、元の Slipstream 機能に関連付けられているコマンド ライン パラメーター /PCUSource と /CUSource は使用されなくなりました。 これらのパラメーターは引き続き機能しますが、SQL Server セットアップの今後のリリースで削除される可能性があります。 使用する推奨パラメーターは、元の Slipstream パラメーター/PCUSource と /CUSource の機能を組み合わせた /UpdateSource です。
SQL Server 2008 PCU1 で使用できた Slipstream 機能の詳細については、「 SQL Server 更新プログラムのスリップストリーム (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219945)」を参照してください。
/UpdateSource を使用して SQL Server ビルドをスリップストリームする方法については、次を参照してください。