このトピックでは、SQL Server Configuration Manager を使用して SQL Server 2014 でデータベース エンジンが起動するたびに使用されるスタートアップ オプションを構成する方法について説明します。 スタートアップ オプションの一覧については、「 データベース エンジン サービスのスタートアップ オプション」を参照してください。
開始する前に
制限事項と制約条件
SQL Server 構成マネージャーは、スタートアップ パラメーターをレジストリに書き込みます。 これらのパラメーターは、次回データベース エンジンを起動したときに有効になります。
クラスターでは、SQL Server がオンラインのときにアクティブ なサーバーで変更を行う必要があり、データベース エンジンが再起動されたときに有効になります。 他のノードでは、次回のフェールオーバー時にスタートアップ オプションのレジストリが更新されます。
安全
権限
サーバーのスタートアップ オプションの構成は、レジストリの関連エントリを変更できるユーザーのみが使用できます。 該当するユーザーは次のとおりです。
ローカル管理者グループのメンバー。
SQL Serverによって使用されるドメイン アカウント ( データベース エンジン がドメイン アカウントで実行されるように構成されている場合)。
SQL Server 構成マネージャーの使用
スタートアップ オプションを構成するには
SQL Server 構成マネージャーで、[ SQL Server サービス] をクリックします。
注
SQL Server 構成マネージャーは Microsoft 管理コンソール プログラムのスナップインであり、スタンドアロン プログラムではないため、SQL Server 構成マネージャーは新しいバージョンの Windows ではアプリケーションとして表示されません。
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Windows 10:
SQL Server 構成マネージャーを開くには、[ スタート] ページで、「SQLServerManager12.msc 」(SQL Server 2014 の場合) と入力します。 以前のバージョンの SQL Server では、12 を小さな数に置き換えます。 SQLServerManager12.msc をクリックすると、Configuration Manager が開きます。 Configuration Manager をスタート ページまたはタスク バーにピン留めするには、SQLServerManager12.msc を右クリックし、[ ファイルの場所を開く] をクリックします。 Windows エクスプローラーで、[SQLServerManager12.msc] を右クリックし、[ スタート画面にピン留め する] または [タスク バーにピン留めする] をクリックします。 -
Windows 8:
SQL Server 構成マネージャーを開くには、[ 検索 ] チャームの [ アプリ] に「 SQLServerManager<version>.msc 」(SQLServerManager12.msc
など) と入力し、 Enter キーを押します。
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Windows 10:
右側のウィンドウで、 SQL Server (<instance_name>) を右クリックし、[ プロパティ] をクリックします。
[ スタートアップ パラメーター ] タブの [ スタートアップ パラメーターの指定 ] ボックスにパラメーターを入力し、[ 追加] をクリックします。
たとえば、シングル ユーザー モードで開始するには、[スタートアップ パラメーターの指定] ボックスに「
-m
」と入力し、[追加] をクリックします。 (シングル ユーザー モードで SQL Server を再起動するときは、SQL Server エージェントを停止します。そうしないと、SQL Server エージェントによって先に接続が行われ、2 番目のユーザーとして接続できなくなる場合があります。)OK をクリックします。
データベース エンジンを再起動します。
警告
シングル ユーザー モードの使用が完了したら、[スタートアップ パラメーター] ボックスの [既存のパラメーター] ボックスで
-m
パラメーターを選択し、[削除] をクリックします。 データベース エンジンを再起動すると、SQL Server が通常のマルチユーザー モードに戻ります。
こちらもご覧ください
Single-User モードで SQL Server を起動する
システム管理者がロックアウトされたときに SQL Server に接続する
SQL Server エージェント サービスの開始、停止、または一時停止