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Excel Services で MSOLAP.5 を信頼できるデータ プロバイダーとして追加する

MSOLAP.5 は、SQL Server 2012 用 Analysis Services OLE DB プロバイダーを指します。 Excel Services は、サーバー上で PowerPivot データを利用できるようになる接続要求を行う前に、このプロバイダーを信頼する必要があります。

PowerPivot 構成ツールを使用して PowerPivot for SharePoint を構成した場合、このツールにはこの要件を満たすアクションが含まれているため、MSOLAP.5 は既に信頼されたプロバイダーである可能性があります。 ただし、PowerShell、サーバーの全体管理を使用している場合、または構成ツールで信頼されたプロバイダーアクションを除外した場合は、プロバイダーが見つからない可能性があります。この場合は、PowerPivot データ アクセス用のファームの構成の一部として追加する必要があります。

この手順は、Excel Services サービス アプリケーションごとに 1 回だけ実行する必要があります。

PowerPivot for SharePoint サーバーや Excel Services サーバーなど、PowerPivot データ要求を処理する各物理サーバーには、OLE DB プロバイダーがコンピューターにインストールされている必要があります。 PowerPivot for SharePoint のインストールには常に OLE DB プロバイダーが含まれますが、PowerPivot for SharePoint を持たないコンピューターで Excel Services が実行されている場合は、プロバイダーを手動でインストールする必要があります。 詳細については、「 SharePoint サーバーへの Analysis Services OLE DB プロバイダーのインストール」を参照してください。

信頼できるプロバイダーを Excel Services に追加する

  1. サーバーの全体管理で、[ サービス アプリケーションの管理] をクリックし、Excel Services サービス アプリケーションをクリックします。

  2. [ 信頼できるデータ プロバイダー] をクリックします

  3. MSOLAP.5 が一覧に表示されることを確認します。 PowerPivot for SharePoint の構成方法によっては、MSOLAP.5 が既に信頼されている可能性があります。

  4. 一覧にない場合は、[ 信頼できるデータ プロバイダーの追加] をクリックします。

  5. [プロバイダー ID] に「 MSOLAP.5」と入力します。

  6. [プロバイダーの種類] で、OLE DB が選択されていることを確認します。

  7. [プロバイダーの説明] に「 Microsoft OLE DB Provider for OLAP Services 11.0」と入力します