UpdateCells コマンドを使用すると、キューブ ライトバックが有効になっているキューブ内の 1 つ以上のセルの値を変更できます。 Microsoft SQL Server Analysis Services は、更新するセルを含むパーティションごとに、更新された情報を個別の書き戻しテーブルに格納します。
注
UpdateCells
コマンドは、キューブの書き戻し中の割り当てをサポートしていません。 割り当てられたライトバックを使用するには、 Statement コマンドを使用して多次元式 (MDX) UPDATE ステートメントを送信する必要があります。 詳細については、「 UPDATE CUBE ステートメント (MDX)」を参照してください。
セルの指定
UpdateCells
コマンドの Cell プロパティには、更新するセルが含まれています。
Cell
プロパティ内の各セルは、そのセルの序数を使用して識別します。 概念的には、Analysis Services では、キューブ内のセルが p 次元配列であるかのように番号が付けられます。 p は軸の数です。 セルは行優先順でアドレス指定されます。 次の図は、セルの序数を計算するための数式を示しています。
セル
セルの序数がわかったら、Cell プロパティの Value プロパティでセルの目的の値を指定できます。