Microsoft SQL Server Analysis Services では、ディメンションの特性は、さまざまなディメンション プロパティの設定と、ディメンションに含まれる属性または階層に基づいて、ディメンションのメタデータによって定義されます。 次の表では、Analysis Services のディメンション プロパティについて説明します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
AttributeAllMemberName |
ディメンション内の属性の All メンバーの名前を指定します。 |
Collation |
ディメンションで使用される照合順序を決定します。 |
CurrentStorageMode |
ディメンションの現在のストレージ モードを格納します。 |
DependsOnDimension |
ディメンションが依存する別のディメンションの ID (存在する場合) を格納します。 |
Description |
ディメンションの説明を格納します。 |
ErrorConfiguration |
重複キー、不明なキー、エラー制限、エラー検出時のアクション、エラー ログ ファイル、および null キー処理を処理するための構成可能なエラー処理設定。 |
ID |
ディメンションの一意識別子 (ID) を格納します。 |
Language |
ディメンションの既定の言語を指定します。 |
MdxMissingMemberMode |
多次元式 (MDX) ステートメントで不足しているメンバーを処理する方法を決定します。 |
MiningModelID |
データ マイニング ディメンションが関連付けられているマイニング モデルの ID を格納します。 このプロパティは、ディメンションがマイニング モデル ディメンションの場合にのみ適用されます。 |
Name |
ディメンションの名前を指定します。 |
ProactiveCaching |
ディメンションのプロアクティブ キャッシュ設定を定義します。 |
ProcessingGroup |
処理グループを指定します。 値は ByAttribute または ByTable です。 既定値は ByAttribute です。 |
ProcessingMode |
処理中または処理後に Analysis Services のインデックス作成と集計を行う必要があるかどうかを示します。 |
ProcessingPriority |
遅延集計、インデックス作成、クラスタリングなどのバックグラウンド操作中のディメンションの処理優先度を決定します。 |
Source |
ディメンションのバインド先となるデータ ソース ビューを識別します。 |
StorageMode |
ディメンションのストレージ モードを決定します。 |
Type |
ディメンションの種類を指定します。 |
UnknownMember |
不明なメンバーが表示されるかどうかを示します。 |
UnknownMemberName |
ディメンションの不明なメンバーのキャプションを、ディメンションの既定の言語で指定します。 |
WriteEnabled |
ディメンションの書き戻しを使用できるかどうかを示します (セキュリティアクセス許可の対象)。 |
注
Null 値やその他のデータ整合性の問題を処理する場合の ErrorConfiguration プロパティと UnknownMember プロパティの値の設定の詳細については、「 Analysis Services 2005 でのデータ整合性の問題の処理」を参照してください。
こちらもご覧ください
属性と属性階層
ユーザー階層
ディメンションリレーションシップ
次元 (ディメンション) (アナリシス サービス - 多次元データ)