キューブには、キューブ全体の動作に影響するように設定できるプロパティが多数用意されています。 これらのプロパティを次の表にまとめます。
注
一部のプロパティは、キューブの作成時に自動的に設定され、変更できません。
キューブ のプロパティを設定する方法の詳細については、「 キューブ デザイナー (Analysis Services - 多次元データ)」を参照してください。
プロパティ | 説明 |
---|---|
AggregationPrefix |
集計名に使用される一般的なプレフィックスを指定します。 |
Collation |
ロケール識別子 (LCID) と比較フラグをアンダースコアで区切って指定します (例: Latin1_General_C1_AS)。 |
DefaultMeasure |
キューブの既定のメジャーを定義する多次元式 (MDX) 式が含まれています。 |
Description |
クライアント アプリケーションで公開されるキューブの説明を提供します。 |
ErrorConfiguration |
重複キー、不明なキー、エラー制限、エラー検出時のアクション、エラー ログ ファイル、および null キー処理を処理するための構成可能なエラー処理設定が含まれています。 |
EstimatedRows |
キューブ内の推定行数を指定します。 |
ID |
キューブの一意識別子 (ID) を格納します。 |
Language |
キューブの既定の言語識別子を指定します。 |
Name |
キューブのわかりやすい名前を指定します。 |
ProactiveCaching |
キューブのプロアクティブ キャッシュ設定を定義します。 |
ProcessingMode |
インデックス作成と集計が処理中または処理後に行われるかどうかを示します。 オプションは 標準 または lazy です。 |
ProcessingPriority |
遅延集計やインデックス作成など、バックグラウンド操作中のキューブの処理優先度を決定します。 既定値は 0 です。 |
ScriptCacheProcessingMode |
処理中または処理中にスクリプト キャッシュをビルドする必要があるかどうかを示します。 オプションは 、通常 のオプションと lazy です。 |
ScriptErrorHandlingMode |
エラー処理を決定します。 オプションは IgnoreNone または IgnoreAll |
Source |
キューブに使用されるデータ ソース ビューを表示します。 |
StorageLocation |
キューブのファイル システムの保存場所を指定します。 何も指定しない場合、場所はキューブ オブジェクトを含むデータベースから継承されます。 |
StorageMode |
キューブのストレージ モードを指定します。 値は MOLAP 、 ROLAP 、または HOLAP``. |
Visible |
キューブの可視性を決定します。 |
注
Null 値やその他のデータ整合性の問題を処理する場合の ErrorConfiguration プロパティの値の設定の詳細については、「 Analysis Services 2005 でのデータ整合性の問題の処理」を参照してください。