Start-Sleep
指定した期間、スクリプトまたはセッションのアクティビティを中断します。
構文
Start-Sleep
[-Seconds] <Int32>
[<CommonParameters>]
Start-Sleep
-Milliseconds <Int32>
[<CommonParameters>]
説明
Start-Sleep
コマンドレットは、指定した期間、スクリプトまたはセッションのアクティビティを中断します。
操作の完了を待機したり、操作を繰り返す前に一時停止したりするなど、多くのタスクに使用できます。
例
例 1: すべてのコマンドを 15 秒間スリープする
Start-Sleep -s 15
このコマンドは、セッション内のすべてのコマンドを 15 秒間スリープ状態にします。
例 2: すべてのコマンドをスリープする
Start-Sleep -m 500
このコマンドは、セッション内のすべてのコマンドを 1/2 秒 (500 ミリ秒) スリープ状態にします。
パラメーター
-Milliseconds
リソースのスリープ時間をミリ秒単位で指定します。 このパラメーターは、mと省略できます。
型: | Int32 |
Aliases: | ms |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | True |
パイプライン入力を受け取る: | True |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-Seconds
リソースのスリープ時間を秒単位で指定します。 パラメータ名 (Seconds) を省略することも、 s と省略することもできます。
型: | Int32 |
配置: | 0 |
規定値: | None |
必須: | True |
パイプライン入力を受け取る: | True |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
入力
秒数を Start-Sleep
にパイプできます。
出力
None
このコマンドレットによる戻り値はありません。
メモ
- また、組み込みのエイリアス、
Start-Sleep
でsleep
を参照することもできます。 詳細については、about_Aliasesを参照してください。 -
Ctrl+C
キーを押すと、Start-Sleep
状態が終了します。-
Ctrl+C
は[Threading.Thread]::Sleep
から抜け出しません。 詳細については、「Thread.Sleep メソッドの」を参照してください。
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