タイプ ライブラリは、個別のファイルとしてパッケージ化することも、.NET ベースのアプリケーションに Win32 リソースとして埋め込むこともできます。 Microsoft Visual Basic 6.0 ではこの作業は自動的に実行されますが、Microsoft Visual Basic 2005 を使用する場合は、手動でタイプ ライブラリを埋め込む必要があります。
タイプ ライブラリを Win32 リソースとして .NET ベースのアプリケーションに埋め込むには
マネージ アプリケーションをライブラリ ファイルとしてコンパイルします。 たとえば、MyApp という名前のアプリケーションのアセンブリを作成するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
vbc /t:library MyApp.vb
csc /t:library MyApp.cs
タイプ ライブラリ エクスポーター (Tlbexp.exe) を使用し、タイプ ライブラリ ファイルをアセンブリにエクスポートします。 コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
tlbexp MyApp.dll /out:mytypelib.tlb
次のステートメントを含むリソース スクリプトを作成します。
1 typelib "mytypelib.tlb"
この例では、スクリプト ファイル名は myresource.rc です。
Microsoft Windows リソース コンパイラ (Rc.exe) を使用してスクリプトをコンパイルします。 コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
rc myresource.rc
Rc.exe は myresource.res リソース ファイルを生成します。
リソース ファイルを指定して、ソース ファイルをもう一度コンパイルします。 コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
vbc /t:library MyApp.vb /win32resource:myresource.res
csc /t:library MyApp.cs /win32resource:myresource.res