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方法 : 複数行の TextBox コントロールを作成する

この例では、Extensible Application Markup Language (XAML) を使用して、複数行のテキストが収まるように自動的に拡大する TextBox コントロールを定義する方法を説明します。

使用例

TextWrapping 属性を Wrap に設定すると、入力したテキストが TextBox コントロールの端に達すると次の行に折り返されます。TextBox コントロールのサイズは、新しい行が収まるように必要に応じて自動的に調整されます。

AcceptsReturn 属性を true に設定した場合は、Enter キーを押すたびに新しい行が挿入されます。このときも、TextBox は新しい行が収まるように必要に応じて自動的に調整されます。

VerticalScrollBarVisibility 属性を設定すると TextBox にスクロール バーが追加され、TextBox がそれを囲むフレームまたはウィンドウのサイズより大きくなった場合は、TextBox の内容をスクロールすることができます。

<TextBox
  Name="tbMultiLine"
  TextWrapping="Wrap"
  AcceptsReturn="True"
  VerticalScrollBarVisibility="Visible"
>
  This TextBox will allow the user to enter multiple lines of text.  When the RETURN key is pressed, 
  or when typed text reaches the edge of the text box, a new line is automatically inserted.
</TextBox>

参照

参照

TextWrapping

概念

TextBox の概要

RichTextBox の概要