CDATA セクションは、CDATA セクションに含まれる文字内にはマークアップがないことをパーサーに告げます。 これにより、マークアップの目的以外でマークアップ文字を含むセクションをドキュメントに含めることが非常に容易になります。 CDATA セクションは、スクリプト言語およびサンプルの XML や HTML を含める際に広く使用されています。
ドキュメント マップ中で CDATA セクションには次の構文が使用されます。
<![CDATA[An in-depth look at creating applications with XML, using <, >,]]>
XML パーサーが最初の <![CDATA[
を見つけると、それに続く内容を要素やエンティティのマークアップとして解釈する必要のない文字として報告します。 CDATA セクション内では文字参照は無効です。 パーサーは終端の ]]>
を見つけると、報告を中止して通常の解析に戻ります。
たとえば、次の CDATA セクションのいずれかを XML ドキュメントに含めても、パーサーがエラーを報告する原因にはなりません。
<![CDATA[</this is malformed!</malformed</malformed & worse>]]>
または
<![CDATA[if (c<10)]]>
![]() |
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CDATA セクションの内容は XML の内容として許される文字範囲でなければなりません。制御文字や互換文字はこの方法でエスケープすることはできません。さらに、]]> はセクションの終端を表すので、CDATA セクション内に含めることはできません。これは、CDATA セクションは入れ子にできないことを意味します。このシーケンスはいくつかのスクリプト内でも出現します。スクリプト内では通常、]]> の代わりに ] ]> で置き換えることができます。
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