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ICorDebugProcess::IsOSSuspended メソッド

デバッガーがこのプロセスを停止したために指定したスレッドが中断されたかどうかを示す値を取得します。

HRESULT IsOSSuspended(
    [in]  DWORD threadID,
    [out] BOOL  *pbSuspended);

パラメーター

  • threadID
    [入力] 対象のスレッドの ID。

  • pbSuspended
    [出力] 指定したスレッドが中断されている場合は、true であるブール値へのポインター。それ以外の場合、*pbSuspended は false になります。

解説

デバッガーがこのプロセスを停止したために指定したスレッドが中断された場合、指定したスレッドの Win32 サスペンド カウントに 1 が加算されます。 スレッドのオペレーティング システム (OS: Operating System) サスペンド カウントをユーザーに表示する場合は、デバッガー ユーザー インターフェイス (UI: User Interface) でこの情報が必要です。

IsOSSuspended メソッドは、アンマネージ デバッグのコンテキストでのみ意味を持ちます。 マネージ デバッグでは、スレッドは OS 上で中断されるのではなく、デバッガーと協調して中断されます。

必要条件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

参照

ICorDebugProcess インターフェイス

ICorDebugProcess2 インターフェイス