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.Resources ファイルに含まれるリソースの取得

アプリケーションがリソースをサテライト アセンブリに配置しない場合は、直接 .resources ファイルにアクセスできます。 制約が緩い .resource ファイルを含むディレクトリを指定するには、ResourceManager.CreateFileBasedResourceManager メソッドを使用します。 このアプローチを使用した場合は、すべてのリソース ファイルを別個のサブディレクトリ内に格納する必要はありません。リソース ファイルが表すカルチャに従って、各リソース ファイルに異なる名前が指定されるためです。 しかし、1 つのアプリケーション用の全リソースを、メイン アプリケーション ディレクトリに含まれる 1 つのサブディレクトリ内に配置しておいた方が便利です。 ディレクトリ構造内のどこにリソース ファイルを配置するかを次の図に示します。

.resources ファイルを含むアプリケーション ディレクトリ

アプリケーションのメイン ディレクトリ

各リソースを作成し、それらを適切なディレクトリ内に配置した後で、それらのリソースを使用するために ResourceManager を作成します。 ResourceManager の作成例を次に示します。 最初のパラメーターは、リソース ファイル baseName を指定します。 2 番目のパラメーターは、リソースの位置を指定します。 3 番目のパラメーターは、使用する ResourceSet 実装を指定します。 3 番目のパラメーターが null (C#) または Nothing (Visual Basic) の場合は、既定のランタイム ResourceSet が使用されます。

Dim rm As ResourceManager
rm = ResourceManager.CreateFileBasedResourceManager("strings",".",Nothing)
ResourceManager rm =
ResourceManager.CreateFileBasedResourceManager("strings",".",null);
メモメモ

制約が緩い .resources ファイルを使用する ASP.NET アプリケーションは配置しないでください。そのようにした場合、ロック問題が発生し、XCOPY による配置が中断される可能性があります。ASP.NET リソースはサテライト アセンブリに配置することを強くお勧めします。詳細については、「ASP.NET アプリケーション内のリソース」を参照してください。

参照

参照

ResourceManager

概念

アプリケーションのリソース

リソースのパッケージ化と配置

サテライト アセンブリに含まれるリソースの取得