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DOM への新しいノードの作成

XmlDocument には、すべてのノード型に対応する Create メソッドがあります。 このメソッドに、名前が必要な場合は名前を渡し、コンテンツを持つノードではコンテンツやその他のパラメーターを指定すると、そのノードが作成されます。コンテンツを持つノードには、たとえばテキスト ノードがあります。 次のメソッドは、ノードを適切に作成するために、名前といくつかのパラメーターの指定が必要なメソッドです。

その他のノード型では、パラメーターにデータを与えるだけでなく、他の要件を満たす必要もあります。

属性の詳細については、「DOM の要素に対する新しい属性の作成」を参照してください。 要素名と属性名の検証については、「新しいノードの作成時における XML 要素名および属性名の検証」を参照してください。 エンティティ参照の作成については、「新しいエンティティ参照の作成」を参照してください。 エンティティ参照の展開における名前空間の影響については、「要素と属性を含む新しいノードでのエンティティ参照の展開に対する名前空間の影響」を参照してください。

新しく作成したノードをツリーに挿入するには、いくつかのメソッドを使用できます。 使用できるメソッドと、そのメソッドによって DOM のどこに新しいノードが作成されるかの説明を次の表に示します。

メソッド

ノードの位置

InsertBefore

参照ノードの前に挿入されます。 たとえば、5 番目の位置に新しいノードを挿入するには、次のようにします。

Dim refChild As XmlNode = node.ChildNodes(4)
'The reference is zero-based.node.InsertBefore(newChild, refChild);
XmlNode refChild = node.ChildNodes[4];
//The reference is zero-based.
node.InsertBefore(newChild, refChild); 

詳細については、「InsertBefore」メソッドを参照してください。

InsertAfter

参照ノードの後に挿入されます。 次に例を示します。

node.InsertAfter(newChild, refChild)
node.InsertAfter(newChild, refChild); 

詳細については、「InsertAfter」メソッドを参照してください。

AppendChild

当該ノードの子ノードのリストの末尾にノードを追加します。 追加するノードが XmlDocumentFragment の場合は、ドキュメント フラグメントの内容全体がこのノードの子リストに移動されます。 詳細については、「AppendChild」メソッドを参照してください。

PrependChild

当該ノードの子ノードのリストの先頭にノードを追加します。 追加するノードが XmlDocumentFragment の場合は、ドキュメント フラグメントの内容全体がこのノードの子リストに移動されます。 詳細については、「PrependChild」メソッドを参照してください。

Append

要素に関連付けられている属性コレクションの末尾に XmlAttribute ノードを追加します。 詳細については、「Append」メソッドを参照してください。

参照

概念

XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM)