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CourseManager アプリケーション

CourseManager サンプルでは、Entity Framework によって返されたデータに Windows フォーム コントロールをバインドする方法を示します。このアプリケーションでは、Department エンティティに関連付けられている Course エンティティを表示および変更します。

このサンプルは、MSDN コード ギャラリーの Entity Framework ドキュメントのサンプルのサイトで入手できます。クイック スタート (Entity Framework) を完了することで作成される CourseManager Windows フォーム アプリケーション。

シナリオ

ComboBox または DataGridView などの Windows フォーム コントロールを、ObjectQuery ジェネリック クラスまたは EntityCollection ジェネリック クラスのインスタンスによって返される結果にバインドできます。バインド中に何度もクエリが実行されることを防ぐため、コントロールを ObjectQuery の結果に直接バインドしないことをお勧めします。代わりに、コントロールを ObjectQueryExecute メソッドの結果にバインドします。詳細については、「コントロールへのオブジェクトのバインド (Entity Framework)」を参照してください。

CourseManager サンプルは LINQ to Entities クエリを作成します。次にクエリを ObjectQuery にキャストし、Execute メソッドを呼び出します。Exectue メソッドから返される結果がコントロールにバインドされます。

言語

  • C#

  • Visual Basic

  • LINQ to Entities

前提条件

このサンプルを実行する前に、次のソフトウェアがインストールされていることを確認してください。

  • .NET Framework 4 を含む Visual Studio 2010

  • SQL Server 2005 または 2008 データベース エンジン

    • (サンプルに含まれる) School サンプル データベース

    • SQL Server Management Studio (省略可能)

サンプルのビルド

サンプルをビルドするには、次の手順に従います。

CourseManager サンプル アプリケーションをビルドするには

  1. (省略可能) 使用している SQL Server インスタンスに School サンプル データベースが存在しない場合は、プロジェクトに含まれている CreateSchool.sql スクリプトを実行します。

  2. Visual Studio でソリューション ファイルを開きます。

  3. (省略可能) School データベースを、ローカル コンピューター上の既定のインスタンス以外の SQL Server のインスタンスに作成した場合は、プロジェクトの App.Config ファイルの接続文字列でデータ ソースを変更して、適切な SQL Server インスタンスを指定します。

  4. プロジェクトをビルドします。

サンプルの削除

CourseManager サンプルを削除するには、次の手順に従います。

CourseManager データ バインド アプリケーションを削除するには

  1. プロジェクト ディレクトリおよびコンテンツを削除します。

  2. (省略可能) SQL Server のインスタンスから CourseManager データベースを削除します。

参照

その他のリソース

ADO.NET Entity Framework
Entity Data Model
ADO.NET Entity Data Model ツール
コントロールへのオブジェクトのバインド