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InvokeMethod

このトピックの内容は、Windows Workflow Foundation 4 に該当します。

このサンプルでは、InvokeMethod アクティビティを使用してクラスのメソッドを呼び出すさまざまな方法を示します。

メソッドはクラスに属し、含まれる操作のセットを表します。InvokeMethod アクティビティを使用すると、オブジェクトまたは型に対してメソッドを呼び出し、パラメーターを渡して、戻り値を取得できます。メソッドは、同期または非同期に呼び出すことができます。

サンプルの詳細

このサンプルでは、InvokeMethod アクティビティを使用して次のシナリオを実行します。

  1. パラメーターを指定せずにインスタンス メソッドを呼び出します。

  2. 2 つのパラメーター (String と Int32) を指定してインスタンス メソッドを呼び出します。

  3. 2 つのパラメーター (String と Int32) および String[] 型のパラメーター配列を指定してインスタンス メソッドを呼び出します。

  4. Int32 型の 2 つのパラメーターおよび Int32 型の結果を指定してインスタンス メソッドを呼び出します。このシナリオでは、結果値は変数にバインドされ、別のアクティビティで使用されます。この値は、WriteLine アクティビティを使用してコンソールに表示されます。

  5. String 型と Int32 型の 2 つのパラメーターを指定して静的メソッドを呼び出します。

  6. String 型の 1 つのジェネリック パラメーターを指定してインスタンス メソッドを呼び出します。

  7. String 型と Int32 型の 2 つのジェネリック パラメーターを指定して静的メソッドを呼び出します。

  8. String 型の参照渡しされる 1 つのパラメーターを持つインスタンス メソッドを呼び出します。このシナリオでは、参照パラメーターは変数 (outParam) にバインドされ、別のアクティビティで使用されます。この値は、WriteLine アクティビティを使用してコンソールに表示されます。

  9. 非同期インスタンス メソッドを呼び出します。

  10. 2 つの InvokeMethod アクティビティを使用して、1 つのオブジェクトの同じインスタンスで 2 つの異なるメソッドを呼び出します。

  11. オブジェクトのインスタンスに値を格納します。

  12. オブジェクトのインスタンスから値を取得します。

このサンプルを使用するには

このサンプルには、2 つのバージョンが用意されています。このサンプルの第 1 のバージョンでは、Windows Workflow Foundation (WF) プログラミング モデルを使用して、C# コードから InvokeMethod を使用する方法を示します。これは、CodedWorkflow\CS フォルダーにあります。第 2 のバージョンでは、XAML で InvokeMethod を使用する方法を示します。これは、DesignerWorkflow\CS フォルダーにあります。

コード化されたワークフロー サンプルを実行するには

  1. Visual Studio 2010 を使用して、CodedWorkflow\CS フォルダーにある InvokeMethodUsage.sln ソリューション ファイルを開きます。

  2. ソリューションをビルドするには、F6 キーを押します。

  3. ソリューションを実行するには、Ctrl キーを押しながら F5 キーを押します。

デザイナー ワークフロー サンプルを実行するには

  1. Visual Studio 2010 を使用して、DesignerWorkflow\CS フォルダーにある InvokeMethodUsage.sln ソリューション ファイルを開きます。

  2. ソリューションをビルドするには、F6 キーを押します。

  3. ソリューションを実行するには、Ctrl キーを押しながら F5 キーを押します。

Ee622976.Important(ja-jp,VS.100).gif 注 :
サンプルは、既にコンピューターにインストールされている場合があります。続行する前に、次の (既定の) ディレクトリを確認してください。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples

このディレクトリが存在しない場合は、「.NET Framework 4 向けの Windows Communication Foundation (WCF) および Windows Workflow Foundation (WF) のサンプル」にアクセスして、Windows Communication Foundation (WCF) および WF のサンプルをすべてダウンロードしてください。このサンプルは、次のディレクトリに格納されます。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples\WF\Basic\Built-InActivities\InvokeMethod