このトピックの内容は、Windows Workflow Foundation 4 に該当します。
SQL Workflow Instance Store のインスタンス完了アクションプロパティでは、インスタンスの完了後にワークフロー インスタンスのデータとメタデータが永続性データベースから削除されるかどうかを指定できます。このプロパティに使用できる値は DeleteAll と DeleteNothing です。これらのオプションについて次の一覧で説明します。
**DeleteAll (既定)。**このプロパティの値を DeleteAll に設定すると、ワークフロー インスタンスの完了後に、永続性データベースからワークフロー インスタンスのデータおよびメタデータは削除されます。
**DeleteNothing。**このプロパティの値を DeleteNothing に設定すると、ワークフロー インスタンスが完了しても、ワークフロー インスタンスのデータおよびメタデータは永続性データベースに残ります。
注意 :
インスタンスの完了後にインスタンス状態情報を残すと、永続性データベースのサイズが大きくなります。データベースのサイズが大きくなるにつれて、永続性サブシステムが実行するデータベース操作にかかる時間が長くなります。そのため、永続性データベースからインスタンス状態情報を定期的に削除して、パフォーマンスの要件を満たすレベルでサービスが実行されるようにします。