このトピックの内容は、Windows Workflow Foundation 4 に該当します。
.NET Framework Version 4 には、開発環境から実行中のワークフローをデバッグするオプションがいくつかあります。ワークフローは、デザイナー、XAML、およびコードでデバッグできます。
ワークフロー デザイナーでのデバッグ
ワークフロー デザイナーでブレークポイントをアクティビティに設定するには、アクティビティを選択して F9 キーを押すか、アクティビティのコンテキスト メニューを使用します。ワークフロー ホストをデバッグ モードで実行すると、ワークフローの実行は一時停止します。次のスクリーンショットでは、ワークフローの実行はブレークポイントで一時停止します。
XAML でのデバッグ
デザイナーでワークフローがブレークポイントで一時停止すると、XAML でもワークフローをデバッグできます。XAML で実行ポイントを表示するには、ワークフローの実行が一時停止したときにワークフロー デザイナーで [XAML ビュー] を選択します。デバッグをデザイナーに切り替えるには、ソリューション エクスプローラーからデザイナーでワークフローを開き直します。
コードでのデバッグ
コードのブレークポイントは、他の命令型アプリケーションで使用する方法と同様に .NET Framework 4 で使用できます。コード ペインの左側の余白をクリックし、コードのブレークポイントを作成するか、F9 キーを押してカーソル位置にブレークポイントを配置します。
ワークフロー プロセスへのアタッチ
ワークフローのデバッグは、Visual Studio のインフラストラクチャを使用したプロセスへのアタッチもサポートしています。そのため、ワークフロー作成者は、Internet Information Services (IIS) 7.0 など異なるホスト環境で実行されているワークフローをデバッグできます。
ワークフロー デバッグ サービスの拡張
ワークフロー デバッガー サービスは公開されるようになり、ホストを変更したデザイナーでのモニタリング、シミュレーション、デバッグなど、カスタム アプリケーションを作成するときに使用できます。詳細については、次のトピックを参照してください。、「DebuggerService」を参照してください。