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.NET Framework 3.5 ルールセットでの変数の使用

このトピックの内容は、Windows Workflow Foundation 4 に該当します。

このサンプルでは、Interop アクティビティを使用するワークフローを作成し、ポリシーとルールを使用する、.NET Framework 3.5 で記述されたカスタム アクティビティを統合する方法を示します。このワークフローでは、カスタム アクティビティで公開されている依存プロパティに変数をバインドすることで、カスタム アクティビティにデータを渡します。

サンプルのチュートリアル

TravelRuleLibrary を検証するには

  1. Visual Studio 2010 を使用して、InteropWith35RuleSet.sln ソリューション ファイルを開きます。

  2. ワークフロー デザイナーで TravelRuleSet.cs を開きます。

    PolicyActivity を含むカスタム シーケンシャル アクティビティが表示されます。

  3. ルールを検証するには、DiscountPolicy ポリシー アクティビティをダブルクリックします。

    ルール エディターがポップアップで開き、ルールが表示されます。

  4. アクティビティのコード側 C# コードを検証するには、DiscountPolicy を右クリックして [コードの表示] をクリックします。

    DiscountLevel の依存関係プロパティの設定を確認します。これは .NET Framework 4 の引数と同じです。引数詳細情報、「変数と引数」を参照してください。

InteropWith35RuleSet

これは、Interop アクティビティを使用して、TravelRuleLibrary プロジェクトで作成されたカスタム ルール セットと統合するシーケンシャル ワークフロー プロジェクトです。変数は、最上位レベルの Sequence アクティビティで作成されます。Interop アクティビティは、TravelRuleSet アクティビティと統合するために使用されます。Sequence で宣言された変数は、依存プロパティにバインドするために使用されます。

このサンプルを使用するには

  1. Visual Studio 2010 を使用して、InteropWith35RuleSet.sln ソリューション ファイルを開きます。

  2. ソリューションをビルドするには、F6 キーを押します。

  3. ソリューションを実行するには、Ctrl キーを押しながら F5 キーを押します。

Dd807380.Important(ja-jp,VS.100).gif 注 :
サンプルは、既にコンピューターにインストールされている場合があります。続行する前に、次の (既定の) ディレクトリを確認してください。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples

このディレクトリが存在しない場合は、「.NET Framework 4 向けの Windows Communication Foundation (WCF) および Windows Workflow Foundation (WF) のサンプル」にアクセスして、Windows Communication Foundation (WCF) および WF のサンプルをすべてダウンロードしてください。このサンプルは、次のディレクトリに格納されます。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples\WF\Basic\Built-InActivities\InteropWith35RuleSet