LINQ to XML は、XML データの処理を目的とした Microsoft .NET Framework version 3.5 の新しいモデルです。 LINQ to XML を使用することで、XML ドキュメントのクエリ、変更、作成、保存、シリアル化など、XML データを扱う際に必要な処理をすべて実行できます。 特に、クエリと作成の機能が役立ちます。
LINQ to XML のクエリでは、XPath や XQuery よりも SQL に類似した構文が使用され、簡潔で表現力に優れています。 クエリの結果を要素や属性のコレクションとして返すことができ、XElement オブジェクトのパラメーターとして使用できるため、XML ツリーの形を簡単に変換することができます。
LINQ to XML では、.NET Framework version 3.5 の統合言語クエリ (LINQ) テクノロジを利用しています。 LINQ は C# および Visual Basic の言語構文を拡張したもので、潜在的には任意のデータ ストアまで拡張できる強力なクエリ機能を備えています。
LINQ の詳細な使用方法については、「LINQ to XML」を参照してください。LINQ フレームワークの概要については、「統合言語クエリ (LINQ: Language-Integrated Query)」を参照してください。