このサンプルでは、Windows Communication Foundation (WCF) を使用して、構成設定を使用せずに基本的な ASP.NET AJAX (Asynchronous JavaScript and XML) サービス (Web ブラウザー クライアントから JavaScript コードを使用してアクセスできるサービス) を作成する方法を示します。このサービスは .svc ファイルの特殊な構文を使用して AJAX エンドポイントを自動的に有効にします。
WCF での AJAX サポートは、ScriptManager コントロールを介して ASP.NET AJAX と共に使用できるように最適化されています。ASP.NET AJAX と共に WCF を使用する例については、「Ajax Samples」を参照してください。
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このサンプルのセットアップ手順とビルド手順については、このトピックの最後を参照してください。 |
このサンプルは、HTTP POST を使用した AJAX サービスに基づいています。基本的な AJAX サービス サンプルで説明したように、WebScriptServiceHostFactory を使用してサービスをホストします。
<%ServiceHost
language=c#
Debug="true"
Service="Microsoft.Ajax.Samples.CalculatorService
Factory="System.ServiceModel.Activation.WebScriptServiceHostFactory"
%>
WebScriptServiceHostFactory は、WebScriptEndpoint をサービスに自動的に追加します。エンドポイントに対する構成変更が不要な場合、<system.ServiceModel> セクションはサービスの Web.config ファイルから完全に削除できます。Web.config ファイルには、ConfigFreeClientPage.aspx で使用される ASP.NET 設定がいくつか含まれます。そうでない場合は、Web.config ファイル全体を削除できます。
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サンプルは、既にコンピューターにインストールされている場合があります。続行する前に、次の (既定の) ディレクトリを確認してください。
<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples
このディレクトリが存在しない場合は、「.NET Framework 4 向けの Windows Communication Foundation (WCF) および Windows Workflow Foundation (WF) のサンプル」にアクセスして、Windows Communication Foundation (WCF) および WF のサンプルをすべてダウンロードしてください。このサンプルは、次のディレクトリに格納されます。
<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples\WCF\Basic\Ajax\ConfigFreeAjaxService
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サンプルを設定、ビルド、および実行するには
「Windows Communication Foundation サンプルの 1 回限りのセットアップの手順」のセットアップ手順を実行します。
「Windows Communication Foundation サンプルのビルド」の手順に従って、ソリューション ConfigFreeAjaxService.sln をビルドします。
https://localhost/ServiceModelSamples/ConfigFreeClientPage.aspx に移動します (プロジェクト ディレクトリからブラウザーで ConfigFreeClientPage.aspx を開かないでください)。
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このサンプルを実行する場合、IIS の ServiceModelSamples フォルダーで匿名認証と Windows 認証が同時に有効になっていないことを確認してください。有効になっている場合は、Windows 認証を無効にしてください。サンプルの実行が終了したら、Windows 認証を有効にし、"iisreset" を実行します。 |