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.NET Framework Version 2.0 では、XslTransform クラスが廃止されています。XslCompiledTransform クラスを使用して XSLT (Extensible Stylesheet Language for Transformations) 変換を実行できます。詳細については、「XslCompiledTransform クラスの使用」および「XslTransform クラスからの移行」を参照してください。 |
Microsoft .NET Framework は、XML ドキュメント内のデータにアクセスするための XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM) を実装しているほか、XML ドキュメント内で読み込み、書き込み、移動を行うためのさまざまなクラスも実装しています。 System.Xml 名前空間にある XmlDataDocument は、DataSet 内のデータへのリレーショナル アクセス機能およびリレーショナル データとの同期機能を備えています。 DataSet のリレーショナル表現を介して構造化 XML を表示すると同時に操作したり、XmlDataDocument の DOM 表現を介して半構造化 XML を操作したりすることができます。 したがって、XmlDataDocument は、XML 環境とリレーショナル環境の境界を越えて機能します。
データがリレーショナル構造に格納されている場合、そのデータを XSLT 変換への入力として使用するには、そのリレーショナル データを DataSet に読み込み、XmlDataDocument に関連付けます。 XslTransform への入力である XPathNavigator は、IXPathNavigable インターフェイスを介して XmlDataDocument に実装されます。 リレーショナル データを受け取り、それを DataSet に読み込み、XmlDataDocument 内の同期機能を利用することで、そのリレーショナル データに対する XSLT 変換を実行できます。
リレーショナル データへの変換の適用については、「DataSet への XSLT 変換の適用 (ADO.NET)」を参照してください。
参照
参照
概念
XslTransform クラスによる XSLT プロセッサの実装
XslTransform への XPathDocument の入力
XslTransform への XmlDocument の入力