更新 : 2007 年 11 月
この例では、SelectedText プロパティを使用して、ユーザーが TextBox コントロールで選択したテキストを取得する方法を 1 つ示します。
使用例
次の Extensible Application Markup Language (XAML) の例では、選択対象のテキストを格納した TextBox コントロールと、OnClick メソッドを指定した Button コントロールの定義を示します。
この例では、Click イベント ハンドラが関連付けられたボタンを使用して、テキスト選択を取得しています。ユーザーがボタンをクリックすると、OnClick メソッドにより、テキストボックス内で選択されたすべてのテキストが文字列にコピーされます。テキスト選択の取得 (ボタンのクリック)、およびその選択に関連し実行されるアクション (文字列へのテキスト選択のコピー) に対応する特定環境を簡単に変更して、さまざまなシナリオに対応できます。
<TextBox Name="tbSelectSomeText">
Some text to select...
</TextBox>
<Button Click="OnClick">Retrieve Selection</Button>
次に示す C# の例では、この例の XAML で定義したボタンで使用する OnClick イベント ハンドラを示します。
Private Sub OnClick(ByVal senter As Object, ByVal e As RoutedEventArgs)
Dim sSelectedText As String = tbSelectSomeText.SelectedText
End Sub
void OnClick(object sender, RoutedEventArgs e)
{
String sSelectedText = tbSelectSomeText.SelectedText;
}