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方法 : XAML ファイルを FlowDocumentReader に読み込む

更新 : 2007 年 11 月

次の例は、FlowDocument を含む XAML ファイルを解析し、読み込んだファイルを FlowDocumentReader で表示する方法を示しています。

使用例

次の例では、下のコード例によって操作される FlowDocumentReader という名前の空の要素を定義します。

<FlowDocumentReader
  Name="flowDocRdr" 
  IsFindEnabled="True"  
  IsPrintEnabled="True"
  MinZoom="50" MaxZoom="1000"
  Zoom="120" ZoomIncrement="5"
/>

最も基本的なレベルでは、FlowDocument ファイルを FlowDocumentReader に読み込む手順があります。

  1. FlowDocument ファイルをストリームとして開きます。

  2. ストリームを FlowDocument オブジェクトに解析します。この操作を行うには、XamlReader クラスに用意されている Load メソッドを使用します。

  3. 生成された FlowDocument オブジェクトを FlowDocumentReader の Document プロパティの値として設定します。

これらの手順を次の例で実行します。

void LoadFlowDocumentReaderWithXAMLFile(string fileName)
{
    // Open the file that contains the FlowDocument...
    FileStream xamlFile = new FileStream(fileName, FileMode.Open, FileAccess.Read);
    // and parse the file with the XamlReader.Load method.
    FlowDocument content = XamlReader.Load(xamlFile) as FlowDocument;
    // Finally, set the Document property to the FlowDocument object that was
    // parsed from the input file.
    flowDocRdr.Document = content;

    xamlFile.Close();
}

FlowDocument が相対 統一リソース識別子 (URI) を使用して外部リソース (イメージ ファイルなど) を参照する場合は、BaseUri を含む ParserContext を指定して、パーサーが相対 URI を解釈できるようにする必要があります。XamlReader クラスには、ParserContext を受け入れる Load メソッドが用意されています。

ユーザーが XAML ファイルを FlowDocumentReader に読み込むことができるようにする機能のサンプルについては、「FlowDocumentReader の読み込み/保存 XAML のサンプル」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : FlowDocumentReader のコンテンツを XAML ファイルとして保存する