次の方法で共有


InkAnalyzer.Reconcile メソッド

保護されたメンバを含める
継承されたメンバを含める

.NET Framework メンバを含める
.NET Compact Framework メンバを含める
XNA Framework メンバを含める

更新 : 2007 年 11 月

分析結果の、バックグラウンド インク分析時に変更された部分を調整します。

オーバーロードの一覧

  名前 説明
ms592350.pubmethod(ja-jp,VS.90).gif Reconcile() 分析結果の、バックグラウンド インク分析時に変更された部分を調整します。
ms592350.pubmethod(ja-jp,VS.90).gif Reconcile(Int64) 指定された時間内において、バックグラウンド インク分析時に変更された、分析結果のそれらの部分を調整します。

このページのトップへ

解説

バックグラウンド分析時、アプリケーション スレッドがアナライザのコンテキスト ノード ツリーで変更 (ストロークの追加または削除や、ストローク データの変更など) を加えることができます。そのような変更により、バックグラウンド分析結果の一部を無効にできます。既定では、InkAnalyzer は、IntermediateResults() イベントおよび Results() イベントを発生させる直前に調整を実行します。自動調整を無効にするには、InkAnalyzer.AnalysisModes プロパティで AnalysisModes フラグ値 [F:System.Windows.Ink.AnalysisModes.AutomaticReconciliationEnabled,] をクリアします。Reconcile メソッドは、バックグラウンド分析時に変更されなかった部分についてのみアナライザのコンテキスト ノード ツリーに分析結果を適用します。さらに、Reconcile は、アナライザの DirtyRegion (この領域には無効にされた分析結果が含まれています) に領域を追加します。

BackgroundAnalyze メソッドは、自動調整が無効で、アプリケーションが ReadyToReconcile イベントのイベント ハンドラを追加しない場合に、例外をスローします。InkAnalyzer が結果の処理や、対応する分析段階の分析を継続するには、アプリケーションで Reconcile メソッドを呼び出す必要があります。

Reconcile は、バックグラウンド分析時に変更されなかった部分のアナライザのコンテキスト ノード ツリーにのみ分析結果を適用します。さらに、Reconcile は、アナライザの DirtyRegion (この領域には無効にされた分析結果が含まれています) に領域を追加します。

InkAnalyzer を使用したインク分析の詳細については、Ink Analysis Overview を参照してください。

参照

参照

InkAnalyzer クラス

InkAnalyzer メンバ

System.Windows.Ink 名前空間