InkOverlay.Cursor プロパティ

2008-10-28

マウスポインタが InkPicture コントロール上にあるときに表示されるカーソルを取得または設定します。

名前空間 : Microsoft.Ink
アセンブリ : Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)

構文

'宣言
<BrowsableAttribute(True)> _
Public Property Cursor As Cursor
'使用
Dim instance As InkOverlay
Dim value As Cursor

value = instance.Cursor

instance.Cursor = value

[BrowsableAttribute(true)]
public Cursor Cursor { get; set; }

[BrowsableAttribute(true)]
public:
property Cursor^ Cursor {
    Cursor^ get ();
    void set (Cursor^ value);
}

/** @property */
/** @attribute BrowsableAttribute(true) */
public Cursor get_Cursor()
/** @property */
/** @attribute BrowsableAttribute(true) */
public  void set_Cursor(Cursor value)

public function get Cursor () : Cursor
public function set Cursor (value : Cursor)

プロパティ値

型 : System.Windows.Forms.Cursor
マウスポインタが InkPicture コントロール上にあるときに表示されるカーソル。

解説

既定のカーソルに設定されている場合、継承された Default プロパティ、マウスカーソルの動作は、ビューにおける現在のカーソルの描画属性に基づきます。次に、既定のカーソル設定を保持している間にオブジェクトを無効にすると、カーソルのオーバーライドは無効になり、マウスカーソル設定は、基になるウィンドウのマウスカーソル属性に基づきます。カーソルを nullnull 参照 (Visual Basic では Nothing) (Microsoft Visual Basic .NET では Nothing) に設定することによってもオブジェクトのカーソル処理が無効になります。

カーソルが既定以外の設定になっている場合、オブジェクトは、オブジェクトが有効かどうかに関係なく、常にそのカーソルを使用します。

このプロパティはポインタのビジュアルによる表示を示します。Microsoft.Ink.Cursor クラスにより表されるインク入力装置を示すのではありません。

例

この C# の例では、InkOverlay、theInkOverlay をコントロールのハンドラに結合します。theInkOverlay とコントロールの両方には、theInkOverlay が有効にされた場合などに Cursor が割り当てられ、Default カーソルが使用されますが、theInkOverlay が有効にされていない場合は、クロスがカーソルとして使用されます。

// In the constructor...
theInkOverlay = new InkOverlay(Handle);
theInkOverlay.Cursor = System.Windows.Forms.Cursors.Default;
Cursor = System.Windows.Forms.Cursors.Cross;

この Visual Basic .NET の例では、InkOverlay?AtheInkOverlay をコントロールのハンドラに結合します。theInkOverlay とコントロールの両方には、theInkOverlay が有効にされた場合などに Cursor が割り当てられ、Default カーソルが使用されますが、theInkOverlay が有効にされていない場合は、クロスがカーソルとして使用されます。

'In New() ...
theInkOverlay = New InkOverlay(Handle)
theInkOverlay.Cursor = System.Windows.Forms.Cursors.Default
Cursor = System.Windows.Forms.Cursors.Cross