次の方法で共有


AnalysisModes 列挙体

InkAnalyzer の機能を指定します。

この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。

名前空間 :  Microsoft.Ink
アセンブリ :  Microsoft.Ink.Analysis (Microsoft.Ink.Analysis.dll 内)

構文

'宣言
<FlagsAttribute> _
Public Enumeration AnalysisModes
'使用
Dim instance As AnalysisModes
[FlagsAttribute]
public enum AnalysisModes
[FlagsAttribute]
public enum class AnalysisModes
/** @attribute FlagsAttribute */
public enum AnalysisModes
public enum AnalysisModes

メンバ

メンバ名 説明
None どのモードも有効になりません。
AutomaticReconciliationEnabled 中間結果または最終結果の準備ができたらすぐに、InkAnalyzer が調整処理を自動的に開始するかどうかを指定します。このモードが有効な場合、ReadyToReconcile イベントは発生しません。このモードが無効な場合、ReadyToReconcile イベントが発生します。
StrokeCacheAutoCleanupEnabled InkAnalyzer が、分析を実行する前に不要なストロークをストローク キャッシュから自動的に消去するかどうかを指定します。このモードが有効な場合、InkAnalyzer は分析を実行する前にストローク データを消去します。その後、作成したコードにより UpdateStrokesCacheBase イベントを処理する必要もあります。UpdateStrokesCacheBase イベントが処理されていない場合、例外が発生します。この確認は、分析 (またはバックグラウンド分析) 段階と調整段階の両方で行われます。このモードが無効な場合、InkAnalyzer はストローク データを消去しません。ストローク データを消去するには、ClearStrokeData を呼び出します。このモードが無効な場合は UpdateStrokesCacheBase イベントが発生するため、InkAnalyzer はキャッシュが消去された任意のストロークの最新のストローク データを取得できます。ストローク キャッシュが消去されていないが、UpdateStrokesCacheBase イベントが処理されていない場合、例外が発生します。
PersonalizationEnabled パーソナル化が有効かどうかを指定します。認識エンジンがパーソナル化をサポートする場合、パーソナル化データは正確さの向上に使用されます。
Default すべてのモードが有効になります。

解説

この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性があります。

AnalysisModes 列挙体の例を次に示します。

myInkAnalyzer.AnalysisModes = myInkAnalyzer.AnalysisModes And _
    Not AnalysisModes.StrokeCacheAutoCleanupEnabled
myInkAnalyzer.AnalysisModes = myInkAnalyzer.AnalysisModes &
    ~AnalysisModes.StrokeCacheAutoCleanupEnabled;

プラットフォーム

Windows Vista

.NET Framework および .NET Compact Framework では、各プラットフォームのすべてのバージョンはサポートしていません。サポートされているバージョンについては、「.NET Framework システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 3.0

参照

参照

Microsoft.Ink 名前空間