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ICLRDataTarget2::AllocVirtual メソッド

更新 : 2007 年 11 月

このターゲット プロセスのアドレス空間にメモリを割り当てられるために、共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) のデータ アクセス サービスによって呼び出されます。

HRESULT AllocVirtual(
    [in] CLRDATA_ADDRESS addr,
    [in] ULONG32 size,
    [in] ULONG32 typeFlags,
    [in] ULONG32 protectFlags,
    [out] CLRDATA_ADDRESS* virt
);

パラメータ

  • addr
    [入力] 割り当てるメモリの要求された開始アドレスを指定する CLRDATA_ADDRESS 値。

  • size
    [入力] 割り当てるメモリのサイズ (バイト単位)。

  • typeFlags
    [入力] メモリの割り当てを制御するフラグ。Win32 VirtualAlloc 関数を参照してください。

  • protectFlags
    [入力] 割り当てるメモリの保護属性。Win32 VirtualAlloc 関数を参照してください。

  • virt
    [出力] 割り当てられたメモリの実際の開始アドレスを指定する CLRDATA_ADDRESS 値へのポインタ。

解説

AllocVirtual メソッドは、Win 32 VirtualAlloc 関数の論理ラッパーとして機能します。

このメソッドは、デバッグ アプリケーションの作成者によって実装されます。

必要条件

プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー : ClrData.idl

ライブラリ : CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン : 3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0

参照

参照

ICLRDataTarget2

ICLRDataTarget2::FreeVirtual メソッド