更新 : 2007 年 11 月
特定の例外句インスタンスおよびそれに関連付けられたフレームに関する情報を格納します。
typedef struct COR_PRF_EX_CLAUSE_INFO {
COR_PRF_CLAUSE_TYPE clauseType;
UINT_PTR programCounter;
UINT_PTR framePointer;
UINT_PTR shadowStackPointer;
} COR_PRF_EX_CLAUSE_INFO;
メンバ
メンバ |
説明 |
---|---|
clauseType |
コードが直前に開始または終了した例外句の種類を指定する COR_PRF_CLAUSE_TYPE 列挙体の値。 |
programCounter |
句ハンドラのネイティブ エントリ ポイント。X86 EIP レジスタの内容など。 |
framePointer |
句ハンドラの論理フレームへのポインタ。X86 EBP レジスタの内容など。 |
shadowStackPointer |
シャドウ スタックへのポインタ。この値は BSP レジスタの内容で、IA64 だけに適用されます。 |
解説
例外通知を受け取ると、ICorProfilerInfo2::GetNotifiedExceptionClauseInfo を使用して、実行する直前の、または実行された直後の例外句 (catch/finally/filter) のネイティブ アドレスおよびフレーム情報を取得できます。
例外句の実行には、共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) からの次のコールバックが含まれます。
必要条件
プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照
ヘッダー : Corprof.idl
ライブラリ : CorGuids.lib
.NET Framework のバージョン : 3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0